血圧・血糖・体重の自己管理——続けるためのツールと記録術

血圧・血糖・体重の自己管理——続けるためのツールと記録術 医療・保険

血圧計、体重計(体組成計)、体温計。毎日欠かさず測っている。医師からは「毎日測って、異変があれば相談するように」と言われている。

正直、スマホアプリと連携する機器を使うようになってから、驚くほど楽に習慣化できた。それ以前、手書きで記録していた頃は、測っても記録しない、そのうち測ること自体が面倒になる、というのを繰り返していた。

血糖値は自己測定していないが、血圧・体重・体温は今も毎日続いている。最近は、家庭用の心電図測定器も気になっている。

今回は、続けるための工夫を中心に、自己管理の記録術についてまとめる。

なぜ毎日の記録が大事なのか

家庭で測る血圧は、病院の診察室で一度だけ測る血圧よりも、実際の体の状態を反映しやすいとされている。緊張などで数値が変わる「白衣高血圧」の影響を受けにくいためだ。

体重については、特に心不全がある人にとって重要な意味を持つ。心不全が悪化すると体に水分が溜まりやすくなり、それが体重増加という形で表れる。目安として、2〜3日で2kg以上体重が増えた場合は、早めに医師に相談したほうがいいとされている。心不全そのものについては、こちらで詳しくまとめている。

心不全とは何か——当事者が経験した症状・検査・治療の全体像
心不全とはどんな病気か、当事者が経験した息切れ・むくみなどの症状、カテーテル検査の体験、診断後の治療内容を具体的に解説します。

毎日体重を測っているだけで、こうした変化に早く気づけるというわけだ。

正しい測り方の基本

  • 血圧:上腕式の血圧計を使い、朝は起床後1時間以内・トイレを済ませた後・朝食や服薬の前、夜は就寝前に測定する。1回につき2回測って平均を見るのが理想とされる
  • 体重:起床後、トイレを済ませたあとなど、毎日同じタイミング・同じ条件で測る

大事なのは、毎日決まったタイミングで測ることらしい。バラバラのタイミングで測ると、数値の変化が体調によるものか測定条件によるものか分かりにくくなる。

血圧管理は、脳梗塞の再発予防という意味でも重要になる。退院後にやるべきことについては、こちらにまとめている。

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続けるコツは「自動化」

正直、続けるためのコツはこれに尽きると思っている。Bluetoothなどでスマホアプリと連携する血圧計・体組成計を使うと、測るだけで自動的に記録される。手書きで記録していた頃は、測ること自体は苦じゃなくても、「記録する」という一手間が地味に面倒で、結局続かなかった。

今は測るだけで数値がアプリに残っていくので、意識せずに続けられている。

記録アプリを使うメリット

数値をアプリで記録しておくと、日々の推移をグラフで確認できる。通院時に医師にそのまま見せられるので、「最近どうですか」と聞かれた時にも答えやすい。数値の変化に自分自身が気づきやすくなる、というのも大きい。

血糖値は自己測定していないので、心不全の定期検査とあわせて2〜3ヶ月に一度、数値を確認している。糖尿病の数値については、こちらの記事で触れている。

糖尿病とは何か——脳梗塞・心不全の後に発覚した「三つ目の病気」
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家庭用心電図にも興味

最近、家庭用の心電図測定器も気になっている。不整脈は、病院での短時間の検査だけでは見つからないことがあるらしい。日常的にチェックできる機器があれば、変化に早く気づけるかもしれないと思い、購入を検討中だ。

まとめ

自己管理を続けるコツは、気合いや意志の強さではなく、「自動的に記録が残る仕組み」を作ることだと実感している。毎日数値を見るようにするだけで、自分の体の状態がだんだん把握できるようになってくる。とにかく、まずは習慣化することが大事だと思う。


著者:のぞむ(脳梗塞・心不全・糖尿病の当事者)
自分の闘病経験が、誰かの「まさか自分が」を防ぐヒントになれば、このブログを書く意味があると思っています。
※この記事は当事者の体験と公開情報をもとに作成しています。医療上の判断は必ず医師にご相談ください。

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